2016年03月21日

一息つく


フランシス・ベーコン

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実際の絵の前で繊細なディテールを眺め、“人を愛する”という疑似体験をした作品

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2016年02月24日

村上隆展 森美術館


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2015年08月15日

茅ヶ崎の風景

8月9日、茅ヶ崎<CREATIVE SPACE HAYASHI>でのラツコヴィッチ展が終了しました。

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作品を搬出するまでの午後の時間、海岸まで行ってみました。
台風の影響で遊泳禁止でしたが、大勢の人が波打ち際で水に戯れたり風に吹かれていました。
夏の波打ち際に立つのは私もずいぶん久しぶりでした。

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2015年07月07日

ラツコヴィッチ展 


今年のラツコヴィッチ展は、はじめての茅ヶ崎での開催です。
四季「夏」の赤、祭り、音楽をテーマとした作品が展示されます。
機会がありましたら是非お出かけください。

クロアチアのナイーブアート
イワン・ラツコヴィッチ展
−四季「夏」に見る赤の魅力と祭りへの想い−

2015 年7月26日(日)〜8月9日(日)11:00-18:00 ※ 月・火は休廊(7/27-28 8/3-4)
CREATIVE SPACE HAYASHI 253-0055 神奈川県 茅ケ崎市中海岸1-4-48
(JR茅ヶ崎駅南口から徒歩8分)

クロアチアの著名な画家イワン・ラツコヴィッチは、生まれ故郷の風景とそこに暮らす人々の静かな営みを、生涯描き続けました。確かなデッサン力に裏打ちされたペン画は世界的に高い評価を受け、詩的で独創的な数多くのガラス絵や水彩画を生み出しました。一人でも多くの方にお越しいただき、ラツコヴィッチ作品の魅力に触れていただければ幸いです。本展では、ガラス絵、ペン画、水彩画約25点を展示します。   ラツコヴィッチ・アート・ジャパン代表 山崎富美子

ラツコヴィッチ・ アート・ジャパン
CREATIVE SPACE HAYASHI(クリエイティヴスペース ハヤシ)

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 ポスター
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 案内状


CREATIVE SPACE HAYASHI(クリエイティヴスペース ハヤシ)は2013年10月にオープンしたギャラりーで、隣接する敷地内には大正時代に建てられたオーナー林さんのご実家の建物が大切に残されています。
オープニングには、CREATIVE SPACE HAYASHIを立ち上げるまでの軌跡を、ご家族の写真を通して紹介する写真展を開催されたそうです。

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5月初めて伺った時の、脇もとこさんのセレクトショップ「HOME」展の様子と、手入れされた気持ちのいい庭。帰りには庭に咲いていたオーストラリア原産の花の小枝をお土産にいただきました。

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2015年03月26日

東京都現代美術館


ガブリエル・オロスコ展−内なる複数のサイクル
写真撮影が可能な展覧会。高い天井から自然光が入り、広々とした空間がとても美しいのです。
天井に取り付けられたファンの羽にトイレットペーパーが乗っかり、一緒にくるくる回っています。おおらかでユーモラスな作品です。写真、オブジェ、石彫、タブローと作品の形態はいろいろですが、どれも見ることの楽しさを発見させてくれます。
特に新聞のスポーツ写真に、あるルールに従って分割された円や楕円を重ねた作品は、時間が分断されたようなムーブマンが生まれていて実に不思議な感じがします。

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菅 木志雄  置かれた潜在性
かつて、概念的な思考とものの物質性を際立たせた(ように思っていた)作品(行為)を、今実際に見たらどんなふうに見えるだろうと少し興味がありました。この展覧会は写真撮影不可でしたが、建物の中から外を撮ったこの1枚はOKかな?ほかは図録から。
展覧会のタイトルも作品タイトル(依存差とか多分律とか介入差)も硬いのだけれど、木片やビニルやワイヤー、石、パラフィンなどが見せるそれぞれの物質の持つテクスチャーはとても魅力的で、空間構成のスタイリッシュささえも、この作家の本来の資質だったのではないかと思えてきました。
枯山水に本気の遊びを加えたような楽しさでした。

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図録表紙

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図録より

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図録より

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図録より

カフェに行く階段のガラスにリズミカルな建物の一部と外の景色が映りこんでいます。
現美は楽しめる場所のひとつ。
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2014年09月23日

美術館

ある日の木場の東京都現代美術館。
ここでの企画展は印象に残るものが多い。
フセイン・チャラヤン展やフランシス・アリス展・・・

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珍しく原美術館。
アート・スコープ 2012-2014―旅の後もしくは痕 7/12-10/13

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恵比寿の東京都写真美術館は間もなく改修のためしばらく休館になるが、ここの展覧会もとてもいい。
映像作品を見るのは時間がかかるけれど、それだけの価値のある体験をすることができる。
フィオナ・タンの作品展もそのひとつだった。

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2014年06月08日

ラツコヴィッチ展(柏市民ギャラリー)

ゴールデンウィークの5/3〜5/6、柏市民ギャラリーで開催されたラツコヴィッチ展は、4日間で700人もの方が足を運んでくださり、いろいろな方からとてもよい展覧会だったという感想が寄せられました。
これまでもラツコヴィッチ・アート・ジャパン企画の展覧会のお手伝いをしてきましたが、短い期間にこれほど多くの方に見ていただけたのは初めてで、4日間の展覧会を無事終えてYさんと共に喜び合いました。

併せて60点以上のガラス絵と水彩画・ペン画を一挙に見る展覧会は、私自身も改めてラツコヴィッチ芸術の豊かな世界を体験する幸福な時間となりました。

以前住んでいた柏市周辺には大切な友人知人も多く、久しぶりに会えたりメールや手紙をいただけたことも嬉しいことでした。

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2014年04月23日

クロアチアのナイーヴ画家 ラツコヴィッチが愛したクロアチアの風景と色彩

ゴールデンウィークの5月3日(土)〜 5月6日(火)の4日間、千葉県柏市の市民ギャラリーで、クロアチアのナイーヴ画家イワン・ラツコヴィッチ・クロアタ(1932-2004)の作品展が開催されます。
クロアチアの伝統的なガラス絵のほか、ペン画、水彩画など約60点が展示されます。
作品の多くは主催者であるラツコヴィッチ・ アート・ジャパンのYさんが、留学先のクロアチアから帰国する際、ラツコヴィッチ氏より「一人でも多くの日本人に見てほしい」と託されたものです。
お時間がありましたら是非会場にお運びいただき、詩情溢れるラツコヴィッチの世界をご覧ください。

5月3日(土)〜 5月6日(火)
10:00〜19:00(初日13:00から 最終日18:00まで)
柏市民ギャラリー(柏高島屋ステーションモールS館8階) JRおよび東武野田線柏駅に隣接

ラツコヴィッチ・ アート・ジャパン>>>

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会場では画集もご覧いただけるよう用意します。
昨日、Yさんより何点か画集をお借りしました。
左下は、郵便配達員をしながら絵を学んだラツコヴィッチ氏の自伝的な1冊。右真ん中の画集は、1987年から1988年にかけて、日本国内で開催された『ナイーブ3人展(原田泰治とユーゴの仲間たち)』(朝日新聞主催)のカタログです。
こちらも是非手に取ってご覧いただければと思います。

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なお、1986年には世田谷美術館、大丸心斎橋店で『ユーゴスラヴィア11人の素朴な画家』展が開催され、ラツコヴィッチ氏の作品も紹介されています。こちらはその時のカタログです。
世田谷美術館にはラツコヴィッチ氏の作品が何点か収蔵されていて、昨年「アンリ・ルソーから始まる素朴派とアウトサイダーズの世界』展で氏のガラス絵も展示されました。

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2013年12月16日

東京都現代美術館

吉岡徳仁−クリスタライズ 展
唯一写真撮影可能な部屋《Rainbow Church》
但し、スマホ、携帯、タブレットカメラのみ

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2013年11月02日

ラツコヴィッチ氏のガラス絵

11月10日まで世田谷美術館で開催されている「アンリ・ルソーから始まる素朴派とアウトサイダーズの世界』展で、クロアチア・ナイーブ画家イワン・ラツコヴィッチ氏のガラス絵を見ることができます。
展示作品約140点は全て世田谷美術館のコレクションから選ばれたもので、創作の動機や制作環境などによって10のセクションに分けられて展示されています。
ラツコヴィッチ氏の作品は、<才能を見いだされて−旧ユーゴスラヴィアの画家>と題されたセクションに、イヴァン・ゲネラリッチ、イヴァン・ラブジンなどの作品とともに、3点のガラス絵が展示されています。

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展覧会図録より 
左ページ《散在する村》1983年 ガラス絵 70.0×60.5cm 
右ページ上《冬》制作年不詳下 ガラス絵 32.8×29.7cm
右ページ下《四季》制作年不詳 ガラス絵 15.2×15.2cm

《散在する村》は青いクロスのテーブル(あるいは祭壇でしょうか)の両端から、雪に埋もれた集落の家々が落下しています。大地にも雪を被った家々があり、大勢の子供たちが輪回しをしています。

10月の朝日新聞の展覧会の記事でも、ラツコヴィッチ氏の作品が紹介されました。
ラツコヴィッチ・アート・ジャパンのYさんはじめ、ラツコヴィッチファンは日本国内で氏の作品がこのように公共の美術館で公開されていることにいたく感激しました。
早速Yさんとは、世田谷美術館に出かけ、学芸員の方にもお話を聞くことができました。
世田谷美術館では、ラツコヴィッチ氏の版画も何点か収蔵しているとのこと。是非それらの展示も待ちたいと思います。
この新聞記事に紹介されているシベリヤ抑留体験を描かずにはおられなかった久永強氏の作品群も、今という時代にあっても向き合わなければならないとても貴重な展示でした。

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2013年05月07日

東京都現代美術館

桂ゆき−ある寓話
批評精神とユーモア溢れる桂ゆきの多様な作品をまとめてみることができる展覧会。
17歳のときのコラージュ作品にはすでに迷いのない完成度が。
写実と諧謔、大きな目玉、楽しい作品群。

フランシス・アリス展
カメラ片手に走って走って竜巻に飛び込んでいく無謀さにはあっけにとられるけれど、作家の飄々とした雰囲気が印象的な《愛国者たちの物語》はじめ、どの映像作品も寓話的な小さな絵画もとても素敵だ。

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2013年04月03日

ウィーン国際空港

先日、クロアチに行ってきました。
クロアチアのザグレブ国際空港へは、日本からの直行便がないので、オーストリア航空を利用して往復ともウィーンで乗り継ぎました。
ウィーン国際空港のゲートGで見たインスタレーションパネルです。

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動画はこちらで見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=PAr_Lv7zIv4#!

こんなスケールのものもあるようです
http://www.youtube.com/watch?v=R5ipefVnw3g&NR=1&feature=endscreen
posted by norno at 00:41| 美術

2012年09月17日

越後妻有アートトリエンナーレ 十日町キナーレ

ミエレル・レーダーマン・ユケレス 米国
スノーワーカーズ・バレエ2012 雪上舞踏会
このロマンティックなタイトルのバレエ<雪上舞踏会>は、なんと十日町市が所有する13台の除雪車による『ロミオとジュリエット』です。雪の上ではなく信濃川の河川敷で行われました。
実家の地方紙でこのパフォーマンスの全面広告を見たときは、ウワォー!!と想像力が膨らみました。日程と移動が難しいので直接観るのは諦めていましたが、ちょうど十日町キナーレ現代美術館に8月中に行われたパフォーマンスのヴィデオがありました。
スノーワーカーズとは、豪雪地帯の十日町で除雪車を運転操作する、除雪のプロフェッショナルのことです。

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ロミオとジュリエットが愛を語らう場面。
この2台の除雪車のアームはとりわけ複雑な動きが滑らかで、抽象度の高い動きは官能的でさえあります。
二人の仲を邪魔するロータリー車が猛スピードで、2台の間を走り回ったり、舞踏会には除雪車勢ぞろいで整然とダンスを披露します。
型の違う除雪車は、夫々に動きの特徴やスピードがあり、力強く美しいオペレーションを見せてくれます。
クラクションを鳴らしてお辞儀するところなどは、ユーモラスで思わず笑ってしまいました。
会場の受付のボランティアさんの話では、現場で実際に見るとたいへんな迫力があるということでした。挑戦的で魅力的な企画です。

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この3人は誰なのでしょう・・・
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越後妻有アートトリエンナーレ 十日町キナーレ

クリスチャン・ボルタンスキー No Man's Land 2012年
<誰のものでもない、誰もいない土地>
原広司設計の建物の中庭に膨大な古着の山が築かれ、真上から降りてくるクレーンは衣服を無造作に掴み上げては離す。中空でクレーンの動きが停止し衣服が宙吊りになる時間もあるが、大半は掴み上げられた衣服が落下する様子が延々と繰り返される。
衣服はタグがついたままのものもあり必ずしも古着ではないのだが、染料で染められたり雨に濡れては乾いたよじれた衣服は、かつてそこにあり今は不在の夥しい数の身体を強烈に想起させる。

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2012年09月16日

越後妻有アートトリエンナーレ 松代

イリヤ&エミリア・カバコフ(ウクライナ出身)の「米が実る里山の5つの彫刻」2000年
第1回越後妻有アートトリエンナーレに設置されて以来、帰省のたびに車窓から眺めてきたカバコフの作品。(メンテナンスで初期の頃と素材や細部のサイズが変わっているかもしれません)
かつての農作業の様子が、青と黄色のリズミカルな造形で棚田に点在していて、好きな作品のひとつです。
今年はじめて、農舞台の指定された場所から、詩と一緒にその先にある作品を眺めてみました。
強い日差しと深い緑、黄金色に色づき始めた稲穂の中を、訪れた人たちが行き交い、里山を詠んだ言葉たちもこのうえもなく豊かです。おおらかで詩的な作品。
この作品のための画集も置かれていて、初期のエスキースに描かれていたロシアの農夫(農婦)の姿が、完成までに変わっていくプロセスは、興味深いものがありました。

詩の全文です。

四月、輝く太陽。雪は消え、湿っぽい霞が空中を充たす。
ずんぐりした馬が、重い耕作用の鋤を懸命に引っ張る。
春のうちに、田んぼの準備を入念に。
新たな播種と種の植え付けのために。

五月の初め、太陽が照りつけ始める。
水に充たされた田の面が、暁の光に光る。
経験豊かな手が、暖まった大地に種を播いてゆく。
鋭く尖った芽が、大地から濃く生い立っていくように。

五月の太陽の下に木々は芽吹き、田の水はぬるんでくる。
大地から生えた茎は伸びてゆく。
植え付けられた植物が大地を着飾らせるように。
奇妙な木製の枠、タウクを転がして。

八月、暑さは頂点に達し、玉のような汗が滴り落ちる。
だが、休むいとまはなく、棚田から棚田へと刈ってゆく。
雑草が稲を覆ってしまわないように。
静かな稲。

人影は見えないほどに、高く成長した稲穂。
九月。鎌をふるい、一粒も残さず収穫を取り込む時だ。
田から、重い束をやっとのことで運び去る。
十月までにはすっかり乾燥させ、脱穀するためだ。
                      
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イリヤ・カバコフは多くの絵本も手がけてきた作家とのこと。
早速近くの図書館に、カバコフの自伝など2冊を予約しました。
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2012年08月14日

ラツコビッチ画集

先月、ネットで神保町の古書店でラツコビッチ画集を扱っていることを知り、購入しました。
イワン・ラツコビッチ氏はクロアチアのナイーフアートを代表する画家で、日本では1986年世田谷美術館での『ユーゴスラビア―11人の素朴画家展』に続き、翌1987年には新宿伊勢丹をはじめ日本国内で開催された ナイーフ三人展『原田泰治とユーゴの仲間たち展』で紹介されました。ラツコビッチ氏自身もその時に初めて来日しました。
この画集は国内に数点しかないと言われていたものですが、購入した画集のサインを見ると、1987年の展覧会の会期に販売もしくは関係者に贈られたもののようです。
私見ですが、ラツコビッチ氏の作品は"懐かしく温かい”原田泰治氏の作品と同様に鑑賞される作品でありません。クロアチアナイーフアートが農民の社会運動としての性質を持っていたように、歴史の過酷、弾圧される人々のアイロニーに満ちた告発があり、その先に故郷の豊かさや人々の暮らしのかけがえのなさが見えてきます。

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現在、新潟県津南町で『ラツコビッチが愛した クロアチアの風景と色彩』展が、8/18まで開催されています。
今年は大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2012も開催されており(7月29日〜9月17日)、津南町もエリアのひとつとして参加しています。
越後妻有アートトリエンナーレの開催エリアはたいへん広く出品作品も多いのですが、津南町にお出かけの機会がありましたら、是非こちらにも足を運んでいただければと思います。

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詳細はこちらへ 
ラツコビッチ・アート・ジャパン

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2011年01月04日

東京国立博物館で出会う伎楽面

東京国立博物館法隆寺宝物館の伎楽面は、年に3回(春、夏、秋)それぞれ1ヶ月間限定で公開されています。
昨年8月、閉館間際に偶然この展示を見てたいへん興味を惹かれ、10月に再び訪ね写真を撮りました。東京国立博物館は自館で収蔵しているものは、撮影が可能です。

伎楽は仮面をつけ、寸劇を交えながら音楽とともに野外を練り歩く仏教の行事で、7世紀前半朝鮮半島から日本に伝えられたと言われています。
伎楽面は能面などのように顔をおおうのではなく、頭からすっぽりかぶるためかなり大きく迫力があります。
1300年もの時間を経て彩色の多くは剥落していますが、手前の展示室で穏やかな表情の仏像を眺めてきた目には、これらの強い造形はまるで今でも生きているようで、穿たれた黒い空洞の眼の奥から時を越えて凝視されているような気がします。

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左下方に見えるのは、上を向いた迦楼羅(かるら)の面です。

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師子児(ししこ)
伎楽の先頭に獅子を連れて登場し、道を清める役割。
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治道(ちどう)
師子児同様、先頭グループとして道を清める役割。
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呉女(ごじょ)
伎楽面の中で唯一女性の面
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呉公(ごこう)
宝冠を着けた呉の国の貴公子。
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金剛(こんごう)
怒り顔の金剛と力士は一組で表され、ともに悪者を退ける役割。
金剛は口を開き力士は閉じている。
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力士(りきし)
力士は美しい呉女に言い寄る崑崙を懲らしめる役割。
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崑崙(こんろん)
獣のような耳を持ち、牙を出している。
呉女に言い寄り力士に懲らしめられる役割。
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婆羅門(ばらもん)
最高位の僧侶だが、伎楽ではこっけいな役割を演じた。
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太孤父(たいこふ)
孤独な老父。ふたりの子供(太孤児たいこじ)と一緒に登場。
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太孤児(たいこじ)
太孤父とともに登場。
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酔胡王(すいこおう)
酔胡は酔っ払った西域の人の意味で、その王様。
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酔胡従(すいこじゅう)
伎楽の最後に酔胡王に従って登場する酔っ払いたち。
泣く、怒る、笑うなどさまざまな表情がある。
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2010年08月09日

イワン・ラツコビッチ・クロアタの世界 in ベルク <2>

1週間が過ぎました。
ポストカードを置かせていただいているので補充に行ったり、写真を撮らせていただいたりと、今週は4回ベルクに通いました。
詳細 http://kjkb.jp/lac/laj.html

ベルクは昼間も次々と来店客があります。お勤めの人はもちろんのこと、お母さんと小学生や年配のご婦人がひとりでゆったりと昼食をとっている姿も見かけました。
美味しいものを食べている人たちの様子はそれだけで幸せそうです。
賑わっているお店はいいものです。

8月はクロアチアフェアで、店頭や店内にクロアチアのポプリや飾り、美しい風景のポスターが飾られ、クロアチアワインやクロアチアビールも飲めます。

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2010年08月02日

イワン・ラツコビッチ・クロアタの世界 in ベルク

今日は朝5時過ぎに家を出て、途中ラツコビッチ・アート・ジャパンのYさんと落ち合い、作品展示のため6時前にベルクに到着しました。ベルクは7時開店なので、1時間余りで作品の展示を済ませなければなりません。
壁面の見取り図上で展示作品のサイズや位置は予め想定していますが、実際にどのように見えるかはその場に入ってみないとわかりません。今回の展示はすべてオンデマンド出力によるプリント。ガラス絵をまとめた長尺の出力紙は壁より一回りも大きく見えて、一瞬サイズを間違えたかと肝を冷やしましたが、端から固定していくと無事4m20cmの壁に収まりました。そのほかにペン画と水彩画20点ほどを展示しました。
詳細 http://kjkb.jp/lac/laj.html

7時を過ぎると、あっというまに来店客でテーブル席は埋まっていきました。そのころには設置も終わり、7月中展示をしていて今日搬出のときたまの作者TさんのテーブルにおじゃましてYさんと朝食をいただきました。
ベルクはビールも美味しいけれどコーヒーもすごく美味しいのです。

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ベルクでは毎月1ヶ月間、店内の壁を写真家や美術家のために無料で提供しています。通常のギャラリーのように十分広い壁面や明るい照明はありませんが、15坪ほどのお店に一日平均1500人の来客があるという店内はいつも活気があります。

『ベルクで何ができるか、一緒にわくわくしましょう!』
展示を希望する人へのベルクからのメッセージです。
http://www.berg.jp/exhibition/exkyujin.htm

展示作品はラツコビッチ氏の仕事のほんの一部に過ぎませんが、詩的で独創的な氏の作品の魅力に触れることができると思います。

イワン・ラツコビッチ・クロアタ(1932-2004)
略 歴
1932 クロアチア北部、ポードゥラビナ地方バティンスカ村に生まれる(1月1日) 
1945 絵心を育んでくれた父を戦争でなくす
1948 農業に従事しながら村の家々の壁に宗教的情景を描く(〜1952年)
1957 ザグレブに移り郵便配達をしながら夜学で絵を学ぶ
1962 ザグレブで初の個展、仲間とともにプリミティブアート協会を設立する
1969 パリで初の個展、以降クロアチア国内外で数多くの個展・グループ展を開催する
1986 『ユーゴスラビア―11人の素朴画家展』(東京・世田谷美術館)
1987 ナイーフ三人展『原田泰治とユーゴの仲間たち』(東京・新宿伊勢丹 他)
1991 (クロアチアがユーゴスラビアから独立)
1992 トゥージュマン大統領に招聘され国会議員となる(〜2001年)
1994 ラツコビッチ展『ガラス絵とグラフィックの世界』(新潟・長岡)*
1998 ラツコビッチ展『ガラス絵とグラフィックの世界』(北海道・函館)*
2000 ラツコビッチ展『クロアチアの四季と人々のいとなみ』(北海道・函館)*
2002 ラツコビッチ展『クロアチアの四季と人々のいとなみ』(東京・荻窪)*
2004 イワン・ラツコビッチ・クロアタ展(東京・広尾/クロアチア共和国大使館)*
   イワン・ラツコビッチ・クロアタ展『クロアチアのガラス絵とグラフィックの世界』(東京・御茶ノ水)* 
2004 死去(8月29日 72歳)
2005 ラツコビッチ展『クロアチアのガラス絵とグラフィックの世界』(新潟・十日町)* 
     *はラツコビッチ・アート・ジャパン企画による展覧会

そしてベルクには美味しいものが揃っています。
BERGベルク http://norakaba.exblog.jp/

posted by norno at 01:32| 美術

2010年07月29日

ベルクでラツコビッチ展(8/1〜8/31)

新宿のビア&カフェ<BERGベルク>店内で、イワン・ラツコビッチ・クロアタ展が開催されます。


クロアチアのナイーブアート
イワン・ラツコビッチ・クロアタの世界
2010.8.1(日)−8.31(火) 7:00〜23:00 ビア&カフェBERGベルク

東京都新宿区3-38-1 ルミネエスト B1
7:00〜23:00 期間中無休
JR新宿駅東口を出て左へ徒歩15秒

詳細 http://kjkb.jp/lac/laj.html


サムネールをクリックしてご覧ください。

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ベルクは小さなセルフサービスのお店ですが、美味しいものがたくさん揃っています。
夜は行列ができるほどの賑わいですが、少し待つとちゃんとお店に入れます。
近くに行かれる機会がありましたら、是非お立ち寄りください。

<BERGベルク>
http://www.berg.jp/








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