昨年の11月、18年間一緒に散歩をしていた愛犬が亡くなってから、まだ若くて遠出ができた頃の散歩道を夫と一緒に週末毎に歩いてみました。住宅地や川沿いの公園など、10キロくらいは平気で歩いた散歩道がいくつもあり、そういえばあの頃はこうだったねといろいろなことを思い出しながら歩きました。そのコースを歩き切ってしまってからは、まだ行ったことのない目的地を設定して歩くことにしました。
気持ちの良い晴天の一日、杉並区〜中野区〜練馬区と歩いて、板橋区にまたがる都立城北公園まで行って来ました。

古い商店街の履物やさん

履物やさんの隣の魚屋さん

魚屋さんの隣は閉じた写真館

ここで記念写真を撮った家族の写真。色褪せたプリントの中で時間が止まっています。

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個性的な面々のフィギュア

氷川神社 江古田

目の上に緑のアイシャドウ?

実は動く青虫。この狛犬は青虫だけでなく蜘蛛の巣やら枯葉やらいろいろ付いています。

子どもたちのGW。この背後にある江古田の森公園の大きな木々の新緑も素晴らしかった。


江古田の森公園の北側の江古田川の橋に、<江古田獅子舞巡行絵巻>が描かれた陶板がありました。江古田獅子舞は中野区の無形文化財で、この絵は江戸時代後期の絵巻物に描かれているそうです。三匹の獅子、ささらをする花笠役、方角をあらわす四神(朱雀、青竜、玄武、白虎)の笠を被った役、市女笠の笛方など、華やかさと格式が感じられます。
現在も毎年10月の第一日曜日に獅子舞巡業が行われているそうです。
文化遺産オンライン
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/175684


儚げな影
最終目的の城北公園はちゃんとした公園設計がなされていないようで、残念ながら広さも生かされず今一つ中途半端な公園でした。園内の打ち捨てられた小さなプールに枯葉や土が溜まり、その周辺に冗談のように<癒しの庭>と言う看板がありました。
posted by norno at 00:17|
散歩