2014年02月28日

春の雨

松の内が明ける頃にひいた風邪が長びき、咳がおさまってようやく熟睡ができるようになったのは2月も半ばを過ぎた頃でした。
今日は春の雨。久しぶりの湿度は気持ちがよく、冬中手放せなかったマスクを外して、恵比寿から駒沢通りを歩きました。
途中立寄ったナディフのおしゃれな建物の横に、古いアパートと2階の窓に届きそうな力強いアロエ。周囲と全く違う時間が刻印されています。

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2013年05月28日

SHIBUYA


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初台から渋谷へ

初台の東京オペラシティ・近江楽堂。久しぶりに『ドーヴァー海峡の向こう側』の演奏会へ。アイルランド音楽の守安功さん・雅子さんとチェンバリストの平井み帆さんのこのシリーズは今回がvol.12。以前チラシ制作したのが2009年なので3-4年ぶりになります。
アイリッシュ・ハープとコンサーティーナの演奏がとても表情豊かで、音楽の深い流れに触れているようでした。トークも楽しいのですが、何よりも演奏そのものが明るく色彩的でした。

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奥が近江楽堂の入り口
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エスカレータ脇のメイプルソープ


夜は、渋谷でドキュメンタリー‎映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』を見ました。
年とった伝説のシンガー・ロドリゲスが、背を丸めて雪の中を歩く姿がとてもよいのです。
通俗な神話化など決してしない淡々としたドキュメンタリー。
<Sugar Man>を聴く
http://www.youtube.com/watch?v=qyE9vFGKogs

映画を見る前に歩いた渋谷の街

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2013年05月23日

皇居前広場から日比谷へ

爽やかな休日、皇居前広場から日比谷まで歩きました。
皇居は非日常的な空間ですが、皇居前広場の手入れの行き届いた芝生の上では、意外に多くの人たちが寛いでいました。
地方の中学生だった私は修学旅行で皇居前広場に来た記憶がありますが、東京生まれの夫はここを歩くのは初めてといいます。

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日比谷の通りには、おしゃれなスィーツのお店が何件もありました。
旅行者のように写真を撮ると、旅行者の気分になります。
東京駅、丸の内、皇居、銀座・・・やはり東京の観光スポットでしょう。
平和な光景だと思います。

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2013年04月18日

ハーブ&ドロシー

『ハーブ&ドロシー』2作を観る。
快活で表情豊かなドロシーに比べ、かつて自身も抽象的な作品を描いていたハーブの、膨大なコレクションへの動機と情熱が寡黙な表情に隠されている。美しいそれだけでいいと。
恵比寿ガーデンプレイス。

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2013年04月15日

恵比寿

写真美術館を出た後は、こんな光と影が気になるのです。

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2013年04月14日

光る新緑

昨日はすばらしい晴天。
透き通る新緑と風が爽やかな上野公園で、友人と待ち合わせをしました。
屋外のカフェで、5月から1年間クロアチアに滞在する友人と、3月に出かけたクロアチア旅行のことと、これから一年のお互いの活動について話をしました。
その後、上野の展覧会ではなく、近美でフランシス・ベーコン展を見るために竹橋まで移動しました。上野もたくさんの人で賑わっていましたが、近代美術館も思いがけず入館者が多く、14時からの学芸員による講演会は既に定員140名に達していて聞くことができませんでした。講演会は4回あって今日は最終回とのこと。きっと興味深い話だったのではないだろうかと残念でした。

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帰宅したら娘が撮ったクロアチア旅行の写真集が届いていました。
私のほうの写真は、ただ今整理中。
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2012年12月24日

横浜山手西洋館「世界のクリスマス2012」

12月1日から開催されていた、横浜の山手西洋館「世界のクリスマス2012」にようやく行って来ました。「世界のクリスマス2012」は、横浜の山手に保存されている7つの洋館で毎年開催されているイベントで、各館がテーマ国を決め夫々の国のクリスマスの装飾で演出します。
今年はそのうちのひとつ、チェコ出身の建築家アントニン・レーモンドによって設計されたエリスマン邸(大正14年〜15年に建てられた)で、クロアチアのクリスマスの装飾が施されました。
館内の装飾には、ラツコビッチ氏(クロアチアのナイーフ画家)のガラス絵のほか、ラツコビッチ・アート・ジャパンのYさんが大切に保存していた、クロアチア刺繍のテーブルクロスやレースなども使用されました。
オープン間もない平日でも1,000人、休日には2,000人もの来館者があると聞いていたので、休日のクリスマスイブの今日はもう写真を撮るのも無理かもしれないと半ば諦めていましたが、起きてすぐ家人が行こうというので、犬に朝ごはんをやってすぐ出かけました。
10時過ぎにエリスマン邸に着くことができ、写真を撮ることができました。
 館長のTさんにもいろいろ設計者のレーモンドの話を伺うことができました。
レーモンドは東京女子大や印象的な聖アンセルモ目黒教会などを設計していたのは知っていましたが、レーモンド設計事務所がまだ存続していることなど始めて知りました。

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赤いクロアチアのハート飾りや赤い刺繍は、簡素で美しいエリスマン邸の応接室に温かさを加えて、ラツコビッチ氏のガラス絵もギャラリーとは違う表情に見えます。

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テーブルコーディネートのテーマは、紺碧のアドリア海と白い真珠で気品がありました。

山手西洋館 世界のクリスマス2012
ラツコビッチ・アート・ジャパン

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2011年08月25日

高尾山のちから

東京の小学生なら一度は登る標高599mの高尾山。
暑い日が続くお盆の夏休み、冷房の部屋で過ごすことに厭きてしまい、翌朝高尾山に行くことに決めました。
家を7時前に出ると、8時始発のケーブルカーに乗れました。東京の小学生でなかった私は、実はまだ歩いて高尾山に登ったことがありません。
山頂駅から表参道を少し歩いてから、北側の4号路に入りました。
樹木が茂る緑濃い小道を歩きます。深い谷が右手に落ちていて、こういうほどよいスケール感は心身ともに開放してくれます。
歩き始めると汗が噴き出しますが、立ち止まると涼やかな風が通り過ぎていきます。
つり橋を渡ると、僅かな水量ながら下から水のせせらぎが聞こえてきました。
40〜50分ほどで山頂に到着。帰りは表参道を下ります。
再びケーブルカーで11時前には清滝駅まで降り、お蕎麦を食べて12時半には帰宅できました。
近くて手軽な高尾山ですが、すっかりリフレッシュでき、贅沢な半日に満足しました。

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木漏れ日の中の切り株

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天狗の下駄にあやかって健脚祈願

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2011年02月07日

雪の十日町 ラツコビッチ作品

北陸から北日本にかけて大雪警報が出されていた1月末、新潟に行ってきました。
上越国境のトンネルを抜け北越急行に乗り換えて越後湯沢を出ると、車窓から見える風景は昨夜からの新雪に薄日が射していました。
生活者として降り立てば、不自由さや苦労も多い雪国の冬ですが、その朝の風景はあまりに清らかで、いつまでも心に留めおきたいと強く願いました。

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十日町で電車を降り、迎えに来ていただいたYさんご夫妻と、車で当間(あてま)高原リゾートホテル ベルナティオ に向かいました。
ベルナティオでは、1月15日〜4月10日まで、ラツコビッチ作品が展示されます。
ホテルまでの道路は除雪された雪で両側に3メートル近い壁ができていました。
ホテルの駐車場も除雪中でした。

ベルナティオ http://www.belnatio.com/
ラツコビッチ・アート・ジャパン http://kjkb.jp/lac/laj04.html

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『四季−冬』 ラツコビッチ氏の故郷の村の冬景色。
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2011年01月03日

博物館に初詣

元日はいつものように犬の散歩を兼ねて近所の神社にお参りに行き、翌2日は、久しぶりに娘も交え家族3人で上野の東京国立博物館へ出かけました。数年前から東博は新年2日から開館し、干支にちなんだ展示のほか、獅子舞や和太鼓演奏、紙切りなどのお正月のイベントも開催しています。
チケット売り場は既に大勢の来館者で長蛇の列でしたが、そこはお正月、のんびりとかまえることにしました。
先ず法隆寺宝物館1階にある小さなレストランで食事をし、それから表慶館、本館とゆっくり回りました。着物姿の若い人やいつもより多い外国人客、クイズの用紙を持った子供たち。獅子舞のお囃子が聴こえ、エントランスには大きなお正月の花が活けられ、博物館とお正月はとても相性がいいのだなと感じました。
帰りはミュージアムショップで、法隆寺宝物館展示物の図録を見つけ購入しました。
これで、昨年たいへんインパクトを受けた伎楽面の種類と、そのときに撮った手元の写真をようやく対応させることができます。

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posted by norno at 20:57| お出かけ

2010年12月19日

吾妻橋から六本木へ

ふと手にしたミュージック・パフォーマンスのチラシに惹かれて、久しぶりに吾妻橋にあるアサヒ・アートスクエアに出かけました。
残念ながら公演は、構成・演出・作曲も手がけている演奏家の極度の緊張によるものなのか、演奏も歌もパフォーマンスも他の出演者とのセッションも、心ここにあらずのままプログラムが進行してしまったような印象でした。後半終盤になり、ようやく彼女の中に何かが宿ったような迫力が伝わってきました。2回公演の夜の回はその迫力を維持したものになったのかもしれません。
外に出るともうすっかり薄闇が降りていました。
フィリップ・スタルク設計のフラムドール(金の炎)を乗せた建物は、昼も夜もまったく違う表情ながら美しいと思いました。


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足元のガラスブロックの階段も内側からライティングされています。
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ビールを飲んでから、六本木へ。
サントリー美術館に行く予定がチケットをもって出なかったことに気がつき、ミッドタウンの庭のイルミネーションを眺めてから、21_21 DESIGN SIGHTの「REALITY LAB−再生・再創造」展を見ることにしました。

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2010年08月13日

建築家のインスタレーション

久々の竹橋の近美。
とても面白かった。

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中村竜治《とうもろこし畑》

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伊東豊雄《うちのうちのうち》
構築的な空間の試みは刺激的でそして楽しい。

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2009年07月09日

海抜270mのオープンスカイデッキ

休日、森美術館に行ったついでに、入場料300円で森タワーの屋上に出てみました。
晴天の時なら東京湾は手が届くような近さなのに、梅雨空の下では全てがぼんやりと遠のいて見えました。ずいぶん淋しい都市の風景です。
屋上は災害救助用ヘリポートが大半を占めているので、周辺だけを歩くことができます。
こんなお天気のせいか、訪れる人はあまり多くはありません。
手すりで寛ぐ人達の姿は、昭和の時代の地方のデパートの屋上のようで、何故か懐かしい雰囲気。
東京のど真ん中・六本木ヒルズの海抜270mのオープンスカイデッキは、とてもローカルな場所でした。

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青山墓地と新宿方面

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背後に見えるのは東京タワーの先端と特別展望台(250m)


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2008年04月21日

筍狩り

千葉に実家のある友人のお誘いで、筍狩りにおじゃまして来ました。
高速バスでアクアラインを抜け木更津に入ると、周囲のなだらかな山々は淡い緑のグラデーションで、何ともやさしい風景です。
友人の実家に到着後、総勢4人で早速鍬と籠を借りて裏山の竹林に入りました。
ふかふかの土の上に筍の頭を見つけたら、地中の曲がり具合を確認しながら周囲を掘り、鍬を振って切るのが基本と教えてもらいました。
風の強い日だったので、頭上で無数の葉がざわめく音と、時々幹同士がぶつかるカーンという澄んだ音が竹林に響き渡ります。
掘りたての筍は実に薫り高く、気がつくと4人で掘った筍は相当な重さになっていました。
友人のお母様手作りの筍御飯、筍のお味噌汁、これまた薫り高い蕗の煮物などをお昼にご馳走になってから、庭で湯を沸かし早速掘った筍を茹でました。
帰りには、この筍のほか、蕗や三つ葉、芹、山椒と、春の香りをまとめていただきました。

気持ちのいいこの季節にこうして会うことができ、元クラスメートのKさんに感謝。楽しい1日でした。

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風の日の竹林。
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自然からのいただきもの。パワー溢れるフォルム!このあと、籠の筍はまだまだ増えます。
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庭の木々の中に鬱金桜発見。
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2008年03月06日

夜の美術館

日没の斜めに入る光の移り変わりと、暗くなってからの照明の種類が、建物内部の空間の体験を変化に富んだものにしてくれます。
このくらいの暗さは、人を姿としてより気配としても感じられるようです。
建物を作る人は、かたち以上にこのようなことは考えているのでしょうね。

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日没後の新国立美術館


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梅見

近所を歩いていると、梅の香りがただよってくるようになりました。
珍しく家人が梅の花を見に行こうと誘うので、府中の郷土の森博物館まで行ってきました。
多摩川の土手でサンドイッチを食べてから園内に入ると、陽射しが出て暖かくなってきたせいか、大勢の人でにぎわっていました。
梅は香りがよいので、最初はどの花を見ても鼻を近づけては感激していましたが、広い園内には約60種1100本の梅があるそうで、じきに飽きてしまいました。
それでも手が入った枝はリズミカルで美しいので、珍しくスケッチなどしてみました。
梅は数本を愛でるのが良さそうです。

園内に復元された小学校校舎の一部が村野四郎記念館になっていました。
そこで紹介されていた詩のひとつです。

   抒情飛行

   森はだまっていた
   私の影はふかく沈んで
   ふたたび帰ってこなかった
   私は孤独だ
   灯が私の距離をしらせた
   私は星ではない
   私は飛ぶのだ
   暗黒の中に
   火のみちを描きながら

            (村野四郎)

西脇順三郎を思い出させるような詩もありました。
ジュンザブロー氏の詩には多摩あたりを歩いて詩人と酒を飲むというのがよく出てきますが、シロー氏とも歩き、酒を酌み交わしたのではと思われます。

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降り注ぐような枝垂れ梅と<まいまいず井戸>

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遊歩道の傍らのドライフラワーと薔薇
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2008年02月21日

雪景色

久々に冬らしい新潟に滞在。
吹雪いたり青空がのぞいたりと、日に何度も目まぐるしくお天気が変わります。
誰も歩いていない新雪を踏むのは、ワクワクします。

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数キロ先で、この川は日本海に流れ込みます。

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雪の中で、植物は更に繊細なシルエットに。

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防風ネットの雪(左) 
毛綱毅曠氏設計の駅舎(右)
この駅は、駅舎以外の通路の作りがおざなりな上に無人駅のため、外観・内部ともとてもおもしろい建物なのに荒んだ感じがします。
星の降るような夏の夜(あたりに広がる水田に蛍が舞って)、この空間が粋なライブハウスだったらさぞかし素敵だろうなと思います。人が大切に使ったら建物は全く違うものになるのになるはずです。

雪深い湯沢から新幹線で大清水トンネルを抜けると、北関東の乾燥した風景には、いつも興醒めしてしまいます。
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2007年09月02日

8月 越後

暑い夏は、日中散歩をすることは殆どありません。
8月最後の日、急に涼しくなったので、部屋にこもっての仕事にすっかり飽きて
しまった私は、4時を回った頃に犬を連れて散歩に出ることにしました。
グレーの曇天の空の下では、街も木々の色も一様に彩度を落としています。
夕方の暗さとは違う落着いた景色は、気分を沈静させてくれます。
そして、コンピュータのモニターで画像の作業を長く続けたあとは、いつも木々の
複雑なディテールに心を打たれます。
川沿いの散歩道は欅と古い桜の巨木が天蓋を作っていて、この日は静かな気持ちの
まま、どこまでもどこまでも歩いて行きたくなりました。

さて、もう月が変わってしまいましたが、8月に出かけた場所を少し記しておきます。

●樹下美術館(上越市)
7月、出かけようと車に乗った直後に中越沖地震に遭遇し、訪問が延期になっていた
樹下美術館に、母と伯母と従姉妹と出かけました。
一年で最も美しい緑の水田を臨む風景の中に、6月にオープンしたばかりの美術館は
ありました。
館内に入ると、緩いカーブの壁面を持つ展示室には倉石隆氏の油彩画、その奥の四角く
間接光を取り込んだ端正な部屋には、齋藤三郎氏の陶磁器が展示されています。
カフェは階段を数段降りるので、テーブルの前に座るとすぐ眼の下に緑の芝生が
広がっています。この目線が低くなる経験は新鮮です。
手入れされた庭は緩やかに傾斜し、その先の畦道と水田に続いています。
コーヒーも紅茶もポットで出していただけるので、お茶がある間はゆっくりして
いられるようで嬉しくなります。
館長でもいらっしゃる医師のS先生にゆっくりお目にかかることができ、楽しい午後でした。
展示作品など詳細な様子は、下記からご覧になれます。

樹下美術館
http://www.juca.jp/

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●越後妻有 大地の祭り(十日町市)
ほくほく線と呼ばれる北越急行の松代駅は、帰省の折いつも通りすぎるだけでしたが、
今回はじめて娘と途中下車してみました。
今年はトリエンナーレの年ではありませんが、『大地の祭り 2007夏』のイベントが
8/1〜9/2まで開催されていました。
展示・イベントエリアは十日町市と津南町にわたるとても広い地域ですが、私たちは
駅前の農舞台と周辺を歩きました。
写真は、ジョセップ・マリア・マルティン(スペイン)の作品。
駅から農舞台に続く回廊に、松代町全世帯の屋号がひとつひとつ書かれた彩色板が展示
されていました。
移動するとセンサーが反応して、スピーカーから(年配と思われる)地元の人が地元の
言葉で呼びかけてきます。
町を屋号で視覚化した色彩のボリュームと、姿がないのに突然耳に届けられる柔らかい
言葉は、地元出身の私にすらエキゾチックに感じられました。
彩色板の色は「我が家の色」とか「私が選んだ松代町の色」なのでしょうか。
知りたいと思いました。

越後妻有 大地の祭り
http://www.echigo-tsumari.jp/

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●歓喜踊躍山 浄興寺(上越市)
高田で用事を済ませた後バスの出発まで時間があったので、炎天下、寺町まで少し足を
延ばしてみました。
浄興寺は、越後・国府に流罪となり7年を過ごした親鸞を開祖とし、さまざまな経緯を経た
のち1665年に現在の地に建立されたとされています。
写真は本廟で、柏崎の伽藍師の名匠、篠田宗吉が棟梁となって、18882年から6年を
費やして完成させたものだそうです。
花鳥、動物などの精巧な彫刻は風雪を経て木の肌を晒し、シャープなエッジはまわりの
空間をも見事に彫り出しているようでした。

浄興寺
http://www.johkohji.com/

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2007年08月13日

夏は絶頂にはねあがり

空が澄み切った真昼間、懐かしいアタゴオルの世界へ出かけました。
家を出ると、住宅街の歩道は強い陽射しに照返しが加わり、体温に近い気温。
こんな時間に出かけたこと後悔する一瞬です。
しかし、楠と欅の大木が何本も残るAビル付近まで来ると、力強いセミたちの鳴き声が
ウォンウォンと頭上から降リ注ぎ、高い梢を揺らして吹く風は思いがけず涼やかです。
これこそ夏の醍醐味!!ああ、私は夏が好きだ!!そう思います。
この季節ほど、風の気配と木陰の麗しさを感じる季節はないかもしれません。

『ますむらひろしの世界展』は八王子夢美術館で9月17日で開催されています。
今日はますむら氏本人のライブ&サイン会もあり、入り口のライブ会場は多くの来館者で
いっぱいでした。
少し緊張気味のオープニングの歌を聴いてから、たくさんの原画が並ぶ部屋に足を運びました。
私は「アタゴオル物語」の後で描かれた、深い陰翳のある「アンダルシア姫」に心底魅せられた
と思っていましたが、久しぶりのアタゴオルの世界は、人が夢見ることの溢れるような豊さを
伝えていました。
芝居や映画と同じように、目覚めてみるアタゴオルの物語りの夢は、その体験の後、現実の
中にこそ夢の種と萌芽と残滓があることを教えてくれます。
夢と現実の世界を行き来してきたますむら氏の手元には、34年間で数万枚の絵が残っている
そうです。

八王子夢美術館
http://www.yumebi.com/exb.html

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夜は阿佐ヶ谷の「ヴィオロン」で、友人たちの「カタリハ・ライブ」を聴きました。
能の謡いと自作詩朗読とピアノ+オーボエと12弦ギターの4人の即興ライブ。
小さな店内が果てしない奥行きを持つ。この豊かな時間の贅沢さ。
ビールで乾杯し、明日出かける準備のために早めに失礼をしました。
外に出ると、夜空の主役は、僅かに見える星ではなく、白く明るい(夜にも関わらず)雲の
群れでした。

東京の天気予報は連日の猛暑を告げていますが、夏は少しづつ秋に季節を譲っていく予感が
しました。
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