2023年01月08日

パンデミックは4年目を迎えた


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年が明け娘一家が新年の挨拶に来てくれた。
もう何年も庭に置きっぱなしだった陶器のうさぎを見つけたT君とAちゃんが、庭の草をあげていたので、人参を足してあげて写真を撮りました。
年明けまで宿題を抱えていて今年は年賀状が間に合いませんでした。
年賀状をいただいた方にはこれから寒中お見舞いを送らせていただきます。

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2022.10
東京湾を行く
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2022.10 西の空
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2022.8 
『メメント・モリと写真』東京都写真美術館 恵比寿
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2022.9
このワインを『生きててよかったワイン』と名付ける。

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2022.8
N家にお見舞い
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2020.7
ライアン・ガンダー展(東京オペラシティ アートギャラリー)
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posted by norno at 23:32| 日記

2021年12月04日

パンデミックの世界で


2021.12.04
雲ひとつない初冬の晴天。昼を過ぎてS氏と久しぶりに川沿いの散歩。

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今は一番日の入りの時間が早い時期。

posted by norno at 19:37| 日記

2021年04月09日

パンデミックの世界で


2021.05.23
ただいまと門扉を開くと建物に光と影
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2021.05.02
誰の足跡?
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2021.04.13
悪原さんのCDが出来上がり見本が届く。
印刷は珍しく2色刷り。

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2021.04.10
にじいろもびーるのAさんからきょうだいの日のなんとも可愛いチョコレートが届く。
4月10日のきょうだいの日にちなんだ、しぶたねさんの素敵な企画。
丁度T君とAちゃんに送る荷物を作っていたので、写真を撮ってからいれてあげました。

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きょうだい児と家族の応援団<にじいろもびーる>さん 
https://twitter.com/nijimobi
病気の子どものきょうだいのためのNPO法人<しぶたね>さん 
https://twitter.com/sibtane


近くの農協で買った夏みかんで作ったマーマレード。
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2021.04.06
葉山までフランシス・ベーコン展を見に行く。
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2021.04.03
バスで北に移動してハンノキのある水辺をめぐる。
都立石神井公園の三宝寺池。
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2021.03.06
川沿いの散歩道に見る『捧げもの』の起源?

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posted by norno at 00:29| 日記

2021年03月07日

パンデミックの世界で


2021.02
午後の散歩
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2021.02
『恵比寿映像祭ー映像の気持ち』 東京都写真美術館
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赤松正行+ARARTプロジェクト↓
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2021.01
1月の切株コレクション
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2021.01
『その名を暴け』読了。原題:She Said(2019.9.10初版)
日本語版副題に『#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い』とあるように世界中の#MeToo運動のきっかけとなり、ハーヴェイ・ワインスタインの逮捕に至った。
ニューヨーク・タイムズ紙の二人の女性記者が、被害者を守りながら事実を緻密に積み重ね、犯罪を追い詰めていく気迫と連帯。チームワークとはこういうものかと感嘆した。

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2021.01
パンデミックが続く中、例年のような年賀状を作る気持ちにはなれず、自粛中の日常の写真で。
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2020.10
葛西臨海水族園
谷口吉生氏設計の美しいエントランスで T君と
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posted by norno at 12:14| 日記

2020年09月23日

パンデミックの世界で


2020.09.30
福島原発訴訟、国と東電が「全面敗訴」
仙台高等裁判所の法廷で、福島第一原子力発電所事故に関して国の損害賠償責任を認める全国で初めての二審判決が出た。

2020.09.19
近美へ
ピーター・ドイグ展/北脇昇<一粒の種に宇宙を視る>コレクションによる小企画/MOMATコレクション
ドイグのこの絵を見た時、マリー・ンディアイ『三人の逞しい女』のひとつめの物語の冒頭の情景を思い出した。
母娘を捨てた父親の家を久しぶりに訪ねると、玄関脇の熱帯の花の咲く樹から、まるで落ちてきたように父親が現れる印象的な場面がある。

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カメラがあるといつも撮りたくなる近美の美しい階段。
建物が大切に使われていると感じる。
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2020.09.13
大坂なおみ全米テニスオープンで優勝。
大坂選手は試合のたびに警察による暴力で亡くなった黒人の名前の入ったマスクをして入場。決勝に進むことで7人の犠牲者の名前のマスクを着用して登場しそして優勝した。
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2020.09.11
みかんぐみさん 映画上映会ボランティア
『普通に死ぬ〜いのちの自立〜』貞末麻哉子監督
後半フリートーク

2020.09.05
中央図書館の改修工事が終わり昨日リニューアルオープン。
借りていた本を返却しリクエストしていた本を借りる。
1階に広々としたカフェができ、外のテラスには何客ものテーブルや椅子が設置された。館内の広々とした窓から見える公園の眺めがいい。2階に移動した児童書の部屋は対角線上に書架が置かれ、長さの違う通路が楽しい。
図書館はとても幸せな場所だと、久しぶりに人の集まる図書館で思う。

『ネット右派の歴史社会学 アンダーグラウンド平成史1990-2000年代』伊藤昌亮 
読了。時系列に沿った目次を記録しておく。
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はじめに
第1章 新保守論壇と嫌韓アジェンダ――一九九〇年代前半まで
 1 既成保守論壇から新保守論壇へ
 2 『SAPIO』の登場とその後の右傾化
 3 嫌韓アジェンダと反日アジェンダ
 4 『SAPIO』の反日国家スキームの変遷
 5 ジャパンバッシングの嵐のなかから
 6 日本版反ユダヤ主義と陰謀論
 7 「日韓論争」の展開
 8 反日嫌韓スキームの成立
 9 『醜い韓国人』をめぐる動き
 10 歴史認識をめぐる神学論争
 11 リベラル派対保守派の代理戦争
 12 嫌韓アジェンダをめぐるいくつかの通説
第2章 サブカル保守クラスタと反リベラル市民アジェンダ――一九九〇年代半ばまで
 1 リベラル市民主義の盛り上がり
 2 日本型市民社会論と戦後民主主義
 3 市民主義への自己批判という問題意識
 4 ユーフォリアのなかのリベラル市民主義ブーム
 5 小林よしのりによる市民運動批判
 6 市民主義批判から戦後民主主義批判へ
 7 リベラル市民主義の擁護者としての『朝日新聞』
 8 大月隆寛による市民主義批判
 9 サブカル保守クラスタの形成
 10 「市民」対「庶民」の階級対立
 11 サブカル保守クラスタとオタク文化との親和性
 12 戦後民主主義と戦闘サブカルチャー
 13 「上から目線」へのアンチテーゼとして
第3章 バックラッシュ保守クラスタと歴史修正主義アジェンダ――一九九〇年代後半まで
 1 東京裁判史観と歴史教科書問題
 2 バックラッシュ保守クラスタの台頭
 3 自由主義史観研究会から「つくる会」へ
 4 サブカル保守クラスタからの流れ
 5 権威主義と反権威主義との野合
 6 戦前エスタブリッシュメントと戦後エスタブリッシュメント
 7 右からの引力と左からの斥力
 8 ホロコースト否定論と日本型歴史修正主義
 9 サブカル保守クラスタと歴史修正主義アジェンダとの親和性
 10 善悪二元論批判と歴史的物語観
 11 三つのアジェンダの統合と新保守論壇の完成
第4章 ネット右派論壇と保守系・右翼系の二つのセクター――一九九〇年代後半まで
 1 ネット右派論壇の形成
 2 密教を真に受けた人々
 3 掲示板文化とメーリングリスト文化
 4 ネット右派論壇を構成するサイト
 5 新保守論壇の流れを汲む保守系セクター
 6 右翼・民族派の流れを汲む右翼系セクター
 7 保守と右翼との位置付けをめぐって
 8 右翼・民族派をめぐる当時の状況
 9 日本ちゃちゃちゃ倶楽部(日本茶掲示板)――保守系セクターを代表する存在
 10 鐵扇會――既成右翼系クラスタを代表する存在
 11 右翼共和派――新右翼系クラスタを代表する存在
第5章 ネオナチ極右クラスタと排外主義アジェンダ――二〇〇〇年前後まで
 1 ヨーロッパ極右の流れを汲むネオナチ極右クラスタ
 2 外国人労働者問題と外国人犯罪問題
 3 ヨーロッパ極右をめぐる当時の状況
 4 瀬戸弘幸と世界戦略研究所
 5 篠原節と民族思想研究会
 6 農本主義とエコロジー
 7 「血と土」のイデオロギー
 8 民族主義とディープエコロジー
 9 反ユダヤ主義から外国人労働者排斥へ
 10 山田一成と国家社会主義日本労働者党
 11 ネオナチ極右クラスタの形成
 12 ナチサブカルチャーへの強い志向
 13 「三国人発言」と外国人参政権問題
 14 日本茶掲示板と民団掲示板との論戦
 15 嫌韓アジェンダと排外主義アジェンダとの結合
 16 ネット右派論壇内部のカルチュラルポリティクス
 17 サブカル保守クラスタとナチサブカルチャーとの親和性
 18 民族主義の構造転換
 19 差別主義への志向とカルト宗教
 20 ナショナリズム・ナチュラリズム・スピリチュアリズム
第6章 2ちゃんねる文化と反マスメディアアジェンダ――二〇〇〇年代前半まで
 1 ネット常民としての2ちゃんねらー
 2 「ニホンちゃん」と観客民主主義
 3 2ちゃんねる初の大規模な炎上騒ぎ
 4 屈折した反権威主義の精神
 5 プロ市民概念の発明
 6 「悪い子」的キャラクターと「ダメな子」的キャラクター
 7 ネトウヨ底辺説をめぐる誤解
 8 反リベラル市民から反マスメディアへ
 9 マスメディアのインチキを暴く
 10 女性国際戦犯法廷とNHKの番組改変
 11 朝日新聞叩きの系譜
 12 明示的な偏向批判と暗黙的な特権批判
 13 アングラネット論壇での朝日新聞不買運動
 14 フジテレビ叩きに至る経緯
 15 日韓共催ワールドカップサッカーをめぐって
 16 韓流ゴリ押し姿勢をめぐる誤解
 17 親殺しとしてのフジテレビ叩き
 18 新旧メディアの階級対立
 19 反日マスコミ批判の動き
第7章 ネット右派の顕在化――二〇〇〇年代後半まで
 1 反知性主義の構造転換
 2 エンジョイコリアでの日韓論争
 3 ネイバー総督府とバファリン作戦
 4 反知性主義対主知主義という構図
 5 専門知対集合知という構図
 6 集団思考と決断主義
 7 嫌韓厨から嫌韓流へ
 8 桜井誠と嫌韓コミュニティ
 9 『マンガ嫌韓流』以降の嫌韓本ブーム
 10 『WiLL』の創刊と「大人目線」の右傾化路線
 11 チャンネル桜の開局と右翼・民族派への眼差し
 12 動画共有サイトの普及とチャンネル桜による啓蒙
 13 バックラッシュ保守クラスタの再興とその背景
 14 権威主義と反権威主義との結び付き
 15 決断主義とポピュリズム
 16 シンボルとしての田母神俊雄
 17 在日特権という発想
 18 瀬戸弘幸のその後と西村修平
 19 「行動する保守」の成立
第8章 ネット右派の広がりとビジネス保守クラスタ――二〇一〇年前後まで
 1 ビジネス保守クラスタの形成
 2 三橋貴明とビジネス保守クラスタの思想
 3 日本青年会議所(JC)の右傾化
 4 ビジネス保守クラスタのリアルな支え手
 5 リベラル市民主義への復讐
 6 ネット右派論壇のバージョンアップ
 7 その後のネット右派の成熟と停滞
 8 響きと怒り、そして語り
 9 大衆の原像と幻像
あとがき

2020.08.29
日差しが強く昨日以上に危険な暑さ、日中台所35℃。
終日家の中。
校正で戻ったチラシの修正をしながら、昨日のChoose Life Project『7年8ヶ月安倍政権とはなんだったのか』アーカイブ(約3時間)と荻上チキ・Session-22『安倍政権のこれまでとこれから・座談会』を聴く。

夜、ETV特集「“焼き場に立つ少年”をさがして」、黒沢明『八月の狂詩曲』(1991年公開)を見る。
恐るべし80歳の黒澤明監督。初々しさあふれる映像とぶっ飛んだ最後のシーン!暴風と豪雨の中、傘をさして長崎に向かおうとする祖母を4人の孫と娘と息子が追いかける。裏返しになった傘を掲げた祖母、こけたりこけそうになりながら孫と息子と娘がびしょ濡れになって泥道を走る姿がスローモーションで右から左に流れる。
そこにシューベルトの「野ばら」が流れる。
原爆のシーンではヴィヴァルディ『スターバト・マーテル』のカウンターテナーの歌が挿入されている。
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アメリカでは最後のシーンがポスターになったようだ。

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2020.08.29
オペラシティ・アートギャラリー『ドレス・コード?─ 着る人たちのゲーム』を観る。
帰りベルクでコーヒー豆とピッツアケーゼなど購入。久々にAさんに挨拶。
帰宅の電車のニュースで「安倍総理辞任の意向」が流れる。
ここ数ヶ月会見なし、臨時国会も開かず影が薄かった。持病の悪化が辞任の理由だが、コロナ禍で逃げて逃げて結局総理の座から逃げた。

2020.08.27
城守さんのCD完成品届く。

2020.08.16
「裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち」上間陽子 読了
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2020.08.07
『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』東京都現代美術館

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2020.07.24
川沿いの散歩
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2020.07.04
梔子
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2020.06
6月の切株コレクション
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posted by norno at 23:40| 日記

2020年05月03日

パンデミックの世界で


2020.05.02
庭の植物

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マルバウツギ

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手前、タビラコ?

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紫のアジュガ

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スズラン

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第五福竜丸の無線長だった久保山愛吉さんと奥さまのすずさんが生前育てていたバラ(品種クイーン・エリザベス)夢の島植物園で育てられ株分けされたものを購入

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パクチーの白い花

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コマツナの花

posted by norno at 01:37| 日記

2020年04月30日

パンデミックの世界で


2020.04.26
藤原辰史氏(農業史・環境史)朝日新聞への寄稿
『人文知」軽視の政権は失敗する』より
「ワクチンと薬だけでは、パンデミックを耐えられない。言葉がなければ激流の中で自分を保てない。流れとは歴史である。歴史から目を逸らし、希望的観測に曇らされた言葉は、激流の渦にあっという間に消えていく。」
「感染拡大がおさまった時点で終わりではない。災厄の終息後も生活の闘いが続く。誰かが宣言すれば何かが終わる、というイベント中心的歴史教育は、二つの大戦後の飢餓にせよ、ベトナム戦争の枯葉剤の後遺症にせよ、戦後こそが庶民の戦場であったという事実をすっかり忘れさせた。」
全文 20200426asahi.pdf

夏のような熱っぽい日差し。久しぶりにZ公園まで歩く。

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2020.04.23
昼過ぎ先日届いたCD『大田黒元雄のピアノ』の代金振り込み。
農協で地元産ののらぼう菜など購入。店内の客は今日は他に1人。
にじいろもびーるさんのイラスト描き。資料を集めて先ず模倣。
『ジュピター』(ヴィジュアル優先の壮大な浪費映画)、『ハンナ』を観て就寝。

2020.04.20
保育園もお休みで近くの公園に家族で散歩する以外は家で過ごすT君、Aちゃんに、写真館で撮った二人が登場するフォトコラージュを作りメールで送っている。
今日は第5回め。
これまでのコラージュのタイトルは
1.夜の森に出かけてみた
2.僕はキノコ探偵だ
3.森の探偵Tと妖精A
4.リンゴ!リンゴ!リンゴ!
5.今日は鳥をしらべるよ
コラージュを見たT君からセリフが届くので、文字を追加して再送する。

夕方30分ほど歩く。雨の一日。

2020.04.19
素晴らしい晴天。遅い朝食の後カメラを手に散歩に出る。
クリアな光と濃い影。久しぶりに写真をたくさん撮って帰る。

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陽のある時間にめったに口にすることのない高価なワインを開けるので、ナッツやチーズ、パン、ローストビーフなどを買いに行く。コロナ以前の行動スタイル。
赤ワインは深々とした安息を与えてくれる。

2020.04.18
午前中、BS-TBSでドキュメント『イントレランスの時代』を見る。
Intolerance(イントレランス)は不寛容の意味で、1916年の同タイトルのアメリカ映画(監督・脚本:D・W・グリフィス)から引用されている。そのモノクロの映像も効果的に挟まれる。
ドキュメンタリーは相模原事件の被告人と面会を重ねる障害を持つお子さんの父親でもある記者の言葉から始まり、在日コリアンや沖縄へのヘイトスピーチの映像と続く。
記者は相模原事件の犯人のことばの薄っぺらさと起こした行為との落差に途方に暮れる。「薄っぺらさ」「空疎さ」は別のドキュメンタリー映画『主戦場』に出演していた藤岡信勝、杉田水脈、櫻井よしこ、加瀬英明らを思い出させた(彼らは犯罪こそ犯していないが)。

差別の問題は果たして寛容VS不寛容の問題なのだろうか。
カール・ポパーは『寛容のパラドックス』(1945年)で、もし社会が無制限に寛容であるならば、その寛容は最終的には不寛容な人々によって奪われるか破壊されると述べる。そして「寛容な社会を維持するためには、社会は不寛容に不寛容であらねばならない」という一見矛盾した結論に達する。

午前中の猛烈な雨が止み、15時過ぎに川沿いの散歩に出る。
傾きかけたオレンジ色の遅い午後の光が柔らかく、広場や道の大きな水たまりが夕焼けの空や木々を鏡のように映していた。
川沿いの散歩道は、近隣の家族連れやカップル、または一人でと大勢の人が歩いていた。
静かな幸福感が広がっていた。

2020.04.17
Sさんより電話があり、区の施設でのストレッチ教室が行えないため先日購入したストレッチのDVDがちゃんと再生できるかどうか確認してほしいとのことで、ようやく再生してみる。家のプレイヤーではメニューの選択が不可、2/3が再生できなかったがPCでは問題なし。その後別のDVDプレイヤーで再生できたので、TVモニターの前で久しぶりに身体を伸ばす。

2020.04.16
いつものように一日が始まる。
農協で野菜購入。入店人数の制限と間隔を空けてレジを待つ。
その後散歩がてら少し遠いスーパーマーケットと近隣のcoopへ。7,700歩余り。

CD『イタリアへの夢』が届く。
急激に悪化するイタリアの感染状況を眺めながらの仕事だった。

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『The Majestic』を観てから就寝。
緊急事態宣言全国に拡大。

2020.04.15
朝食の準備で1日が始まる。
にじいろモビールのロゴマークが何とか形になりAさんに送る。
夕方外に出て4,500歩ほどの散歩と果物購入。
夜<ドキュランドへようこそ!>「11歳、僕はゲイとして生きていく」、映画「Passengers」を観る。

2020.04.14
昨日の雨と朝からの強い風で大気が澄み渡った。
今日もいつも通りの朝食の準備で1日が始まる。
窓を開け放つ。
歩いて数分の農協で地元の野菜が購入できる。
毎回似たような葉物とリンゴを購入。本来地場の旬ものを食べるとはこういうことだし、迷うことも少なく気が楽だ。
入口と出口は常に開け放たれていて、先週はレジと客の間に透明ビニールがかけられたが、今日は客の入店制限と間隔(1メートル以上)を取って並ぶよう床に書かれていた。
生協に注文の無農薬人参は気温の上昇から腐敗等で配達無し。
近所の公園は小学生3〜4年の男の子が10人くらいで遊んでいる。

娘家族に送る荷物を作る。
Tくん、Aちゃんにと娘が幼かった頃に買った本を何冊か選び、埃を拭いて箱に入れる。

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夕方夫と散歩がてら集荷窓口に持ち込む。
前後に数人が間隔を開けて並ぶ。宅配の利用者は増えているだろう。
昨日の日本の感染者の<増加率>は世界で最大。

2020.04.13
雨の庭にヒヨドリが一羽降り立ち、地面の苔をついばんでから飛び立っていった。
小さな庭だが(私はこのサイズをとても気に入っている)鳥や蝶の来訪は嬉しい。
今日も普段と変わらない朝食の準備から1日が始まった。

知らないことは山ほどあるので今更驚くこともないのだけれど、日曜美術館で川端龍子の作品「爆弾散華」(1945年)を初めて見る。不意を突かれる。終戦の年自宅に落ちた爆弾によって吹き飛ばされた庭の野菜の絵だが、その時2人の人間も命を落としているという。

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「爆弾散華」(1945年)大田区立龍子記念館蔵

終戦の前年にはこのような作品も制作している。

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「水雷神」(1944年) 大田区立龍子記念館

2020.04.12
朝起きてJohns Hopkins大学のサイトで新型コロナウイルスの感染状況を見る。
世界の感染者数1,771,514/死者数108,503/退院者数402,110。

台所に立って朝食の準備を始めると、今日も普段と変わらない朝を迎えられたことに気持ちが落ち着く。
遅い朝食の後散歩に出る。6,500歩。
細かな雨が降る中、意外に多くの人の歩いている姿がある。

知人へのマスクと消毒液のお礼に、ラツコヴィッチ氏のポストカードを数枚差し上げた。こんな時だからお礼はいらないからと言われていたけれど、とても喜んでもらえてよかった。

NHK教育テレビ(今のEテレ)で1995〜2005年に放送された「ハッチポッチステーション」をYou Tubeで見る。グッチ裕三と人形のバラエティー。親向けのネタが多かったのは「子供は親が笑うと幸せを感じるから」という制作意図があったと。これは真実。

「年末までに我々は新しい世界を生きることになる」ユヴァル・ノア・ハラリ 2020.4.11
https://courrier.jp/news/archives/196872/
「グローバルな問題にはグローバルな解決策を」ユヴァル・ノア・ハラリ 2020.4.11
https://courrier.jp/news/archives/196724/
Covid-19緊急事態に関する4人のイタリアの哲学者のコメント
https://www.tc.u-tokyo.ac.jp/weblog/1158/

2020.04.11
Eテレ<100分de名著>の『ペスト』(全4回)とETV特集『緊急対談 パンデミックが変える世界』(ユヴァル・ノア・ハラリ/ジャック・アタリ/イアン・ブレマー)の録画を見てから就寝。

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東京国立近代美術館 <窓展:窓をめぐるアートと建築の旅>2月

ゲルハルト・リヒター《8枚のガラス》2012年
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恵比寿映像祭 《時間を想像する》2月

自ら撮影した写真をカットし再構成していく制作プロセスが興味深い。平面の写真が立体に向かい複雑なイメージが生まれる。レーザーカットの焦げたエッジも感情を揺さぶる。作家は多和田有希氏

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切株コレクション
川沿いの公園を歩くと大きな木の切り株があちこちに目につく。この都立公園は古い大木が多い。おそらく昨年の大きな台風で倒れたものもあるのだろう。陽にさらされ雨に打たれ姿を変えていく。

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2020 新年
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posted by norno at 19:29| 日記

2018年08月04日

暑さは続く

冷房を入れる前の朝のいっとき、コーヒーを飲みながら窓際に立ってゴーヤを観察するのがささやかな楽しみの今日この頃。花が咲き始めるとシジミチョウやモンシロチョウが次々にやってきますが、花は圧倒的に雄花が多く、雄花10〜20に対し雌花は1くらいの割合です。蕾の元がすこーし膨らんだ雌花を見つけると、無事受粉して実が成長するまでが楽しみになります。

今日は全然気が付かないでいた場所に、いつの間にか成長した1.5センチほどのゴーヤの実を発見。
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こちらはまもなく収穫第一号となるゴーヤ。
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1ヶ月遅れの七夕まつり
夕食後散歩がてら出かけたので、路面のお店は一部を除いてほとんど片付いていました。

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東京都写真美術館 『内藤正敏 異界出現』展
美術館の展覧会の案内には、内藤正敏氏の写真を<現世の向こう側に幻のように浮かび上がる「異界」を発見する人>と紹介しているけれど、氏自身が語る「修験道の霊山では“視える自然”の背後に人間が意味づけた“視えない自然”が隠されている」(神々の異界)や、山々の隠された「空間思想」を民俗学で解読して、場所とカメラの方向を定め撮影する方法を「人間が一方的に自然を写すネイチャーフォトとは逆の視線」という言葉を読むと、私などはむしろ「異界」という幻を意味づける人間の精神を探る写真家のように見えてくる。

1960年代〈婆バクハツ!〉の東北の女性たちの表情は私には懐かしいが、ここガーデン恵比寿には無縁だ。
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内藤正敏《お籠もりする老婆 高山稲荷》〈婆バクハツ!〉より 1969年
 東京都写真美術館ホームページより

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JR鶴見線 国道駅 
1930年開業以来改装されず、時間が止まったような無人駅JR鶴見線「国道駅(こくどうえき)」に4月のある日行ってみました。
東海道本線鶴見駅で降り、国道15号(第一京浜国道)を歩いて到着。
以前、廃墟のような暗い高架下にある飲み屋さんの映像を見たことがあり、近くに行く用があったので足を延ばしてみたのです。
駅の高架下が通路になっていて、近所の人たちが日常的に利用しているほか、何人かの人たちは明らかにここに写真を撮りに降りたった人たちのようでした。

この右側にたったひとつの改札口があり、Suicaも使えます
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「やきとり 国道下」は営業していそうです
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ホームに上がる階段
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posted by norno at 13:30| 季節

2018年01月18日

夜のトーハク


東京国立博物館(トーハク)は毎週金曜日・土曜日は21時までオープンしています。
夜の博物館は独特で贅沢な時間が流れています。
週末久しぶりのトーハクへ。
先ずは東洋館地下のミュージアムシアターで、凸版印刷制作のVR作品「風神雷神図のウラ−夏秋草図に秘めた想い−」を見て、法隆寺宝物館、そして再び東洋館へ。
東洋館は2013年にリニューアルされ、展示の仕方やライティングが劇的に洗練されました。その時以来の訪館なので東洋館は特に楽しみでした。

ライトアップされて帝冠様式が際立つ本館。
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谷口吉生氏設計の法隆寺宝物館。外から見ても中に入っても、無駄のない洗練された空間をいつも感じます。森山高至氏が『「どや建築」という病』と言う本を書いていますが、そこで語られている建築の対極にあるように思います。
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法隆寺宝物館を出ると見える表慶館のドーム。空にはオリオン。
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こちらが谷口吉生氏のお父さまの谷口吉郎氏設計の東洋館。
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東洋館の心惹かれる仏像たち。
ライティングによる陰影が仏像に複雑で奥深い表情を与えています。
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表情、フォルム、衣の線、物質感、表象と意味、いつまでも見続けていたくなります。

法隆寺宝物館でも久しぶりに伎楽面に会いました。これは呉公。7世紀飛鳥時代のもの。
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東洋館でたっぷり時間が過ぎてしまって、本館は駆け足でした。


posted by norno at 00:35| お出かけ